面接

書類選考が通過し、初めての面接だった。

結果から言うと失敗した。

 

私は、面接が元から苦手である。自分が話すターンになると注目されるため、早く注目から逃れたくてとても完結的に話してしまう。せっかく練習したのに水の泡だ。まぁ、頭が真っ白になったせいでもある。

新卒の時はやらなかった、履歴書の内容丸暗記という方法を試してみた。私の兄が丸暗記で受かったと言う話を聞いて参考にしたのだが、見事に失敗。

私は今まで履歴書を読んで、その内容について詳しく聞いてくるタイプの面接をしたことがなかったのだろうか。今回は「志望動機をどうぞ」などといったありきたりな質問がほぼなかった。暗記すると、一文飛んだだけで混乱するし、予想通りの質問が来てくれないと全くもって答えることができなかった。

面接官はとても良い人っぽかった。面接だけで、人を判断するのは難しいため良い人と断言はできない。つまり私もそう。一回の面接で人を知ることは到底できないだろう。だからこそ面接は難しい。その一回で私を大体理解してもらえるように、こちらも伝える努力をしなければならない。わかっていても難しい。

今回で学んだことは、丸暗記せずに臨機応変に文章を作った方がいいと言うことだ。そう、私の苦手なこと。そして不幸なことに、3つの会社に応募したのに、書類を一番遅く提出したほぼ第一志望の会社の面接日が一番早くなってしまった。ここで面接を学んでどうする。落ちても次に生かせる!と言う気持ちがないから、今日のことを思い出しては落ち込みっぱなしだ。ここに書いてスッキリして、次の面接の準備をしていきたいところだ。

学びがあったのは良かった。次からは丸暗記なんてしない。文章を自分で深掘りしていって、自分を理解して質問されたことに答える方が絶対にいい。

 

今日は母が「目の前に餌を垂らしておくと頑張れるでしょ」とのことで面接後外食に行った。外食したのに面接に失敗したことに立ち直っていない申し訳なさと、親の暖かさに触れてちょっと病んだ。でも、WBCの練習試合を見て、大谷翔平を見ていろいろ考えさせられた結果、頑張ろうと思えた。

 

終わってしまったことを後悔しても仕方がない。

面接に失敗したからと言って私自身の価値は変わらないのだよ。

 

面接なんて落ちてナンボだ!!!;;